宅建試験の学習科目には、「権利関係(出題数14問)」「法令上の制限(8問)」
「宅建業法(20問)」の主要3科目と呼ばれている科目があります。
それぞれの科目の内容については、当社ホームページ、テキスト等に記載していますので、
ここでは省きますが、どの科目より学習を始めるか、若干各教育機関によって異なっています。
①「権利関係 → 法令上の制限 → 宅建業法」のカリキュラム
②「権利関係 → 宅建業法 → 法令上の制限」のカリキュラム
③「宅建業法 → 権利関係 → 法令上の制限」のカリキュラム等があります。

③の宅建業法から始めるカリキュラムの理由は、
出題数が多く比較的易しい科目より攻略すると考えるカリキュラムです。
しかし、最も学習に時間を要する権利関係を後回しにするというのは、
最近の試験傾向では、お薦めしにくいカリキュラムです。

教育プランニングでは、①のカリキュラムを採用しております。
法律の基本であり、しっかりと学習していただきたい「権利関係(民法)」を最初に、
2番目に「法令上の制限」を学び、3番目に「宅建業法」を学びます。

「宅建業法」を学ぶ上には、「権利関係」で学習する「手付」「瑕疵担保」等の知識、
また、「法令上の制限」で学習する「都市計画法・建築基準法」の知識が前提となる箇所があります。
特に、宅建本試験頻出項目の「重要事項の説明」を学習するには
「都市計画法・建築基準法」の知識が不可欠です。
各社いろいろな考え方はありますが、当社では①のカリキュラムを採用しております。