平成27年4月に、従来の「宅地建物取引主任者」より
「宅地建物取引士」に名称が変更となったことは、既にご承知のとおりだと思います。

この名称変更後の初の宅建試験が、昨年の平成27年10月に実施されました。
この試験結果を見てみると、直近過去5年間の合格率では2番目に低い15.4%、
さらに、合格ラインは過去5年間で最も低い(50問中の)31点でした。

合格ラインを引き下げても、2番目に低い合格率ということです。
ちなみに合格率が一番低い平成25年(合格率15.3%)の合格ラインは33点でしたので、
明らかに、昨年は「問題」が難しかったといえます。

では、問題自体が難しかったかと言うと、必ずしもそうとは言えません。
いわゆる「個数問題(組合せ問題も含む)」での出題が増えたことで、
難易度が上がったと考えられます。

宅建試験過去5年間の「個数問題」の出題数は、
平成23年は3問
平成24年は8問
平成25年は8問
平成26年は10問
平成27年は10問 となっています。
では、なぜ「個数問題」は、難易度を高めるかについて、次回に述べるとします。